LIMEX(ライメックス)の代替品をお探しの方へ|シート販売終了後に検討したい耐水素材と用途別の選び方

LIMEX(ライメックス)の代替品の選び方|シート販売終了に伴う素材選び

名刺やPOP、メニュー、ポスターなどにLIMEX(ライメックス)のシート製品をお使いの方にとって、今後の手配先や代わりの素材をどうするかは、早めに決めておきたい課題です。

この記事では、LIMEX Sheetの代わりとして検討できる耐水素材を5種類取り上げ、素材の違い・用途別の選び方・環境面の考え方を整理します。

2026年9月、LIMEX Sheet製品の販売店から、在庫がなくなり次第販売を終了するとのお知らせが出ています(製造販売元からの案内によるものです)。最新の販売状況は、お取引先の販売店にご確認ください。
※LIMEXは株式会社TBMの登録商標です。

目次

LIMEX Sheetの代わりを選ぶ前に確認したいこと

LIMEX Sheetはどんな素材だったか

LIMEX Sheetは、炭酸カルシウム(石灰石)を主原料とする、紙やプラスチックの代わりとして使われてきたシート素材です。メーカーの公表情報では、次のような仕様で展開されていました。

項目LIMEX Sheetの仕様(メーカー公表情報)
厚み80〜400μm(0.08〜0.40mm)
タイプ白・柔らかめ/白・硬め/透明・硬め
対応する印刷方式UVオフセット印刷、油性オフセット印刷、レーザープリンター、デジタル印刷、インクジェット(厚みにより対応が異なる)
主な用途チラシ・小冊子・地図、ポスター、POP・テーブルメニュー、ドアタグ・カレンダー、ファイル・組み箱など

乗り換え先は「何を重視していたか」で変わります

LIMEX Sheetは幅広い用途に使われていたため、1つの素材ですべてを置き換えるのは難しいのが実情です。まずは、これまでLIMEXに何を求めていたかを整理すると、候補を絞り込みやすくなります。

  1. 水や破れへの強さ:屋外や水回りで、どのくらいの期間使うか
  2. 環境面:脱プラや木材使用の削減など、何を重視していたか
  3. 印刷方式:印刷会社に依頼するのか、社内のプリンターで出力するのか
  4. 厚み・硬さ:貼る・差し込む・自立させるなど、どう使うか

LIMEXの代わりになる素材5種の比較

当社でご案内できる、LIMEX Sheetの代わりになる素材を一覧にしました。いずれも水に強い素材ですが、主原料や対応する印刷方式が異なります。

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素材主原料水・破れへの強さ主な印刷方式環境面・廃棄の考え方当社のご案内
ユポ(合成紙)ポリプロピレン樹脂+無機充填剤耐水性・耐久性が高く、屋外や水回りでも使えるオフセット印刷など(大判インクジェット用・レーザー対応の銘柄もあり)木材パルプを使わない。廃棄は自治体の区分に従うお見積り・ご相談
ストーンペーパー石灰石(炭酸カルシウム)+樹脂耐水性があり、普通紙より折れ・破れに強いオフセット印刷・UV印刷(コピー機は使用不可)木材パルプを使わない。古紙回収には出せないお見積り・ご相談
厚みが選べる耐水紙紙(パルプ)水濡れや湿気に強い。屋内での常用向き、屋外は短期向きレーザープリンター、またはレーザー対応の複合機(インクジェットは非対応)古紙リサイクルに対応無料サンプルあり
レーザー対応
ハイティアーユポ
合成紙(PET)+不織布耐水性があり、屋外でも使えるレーザープリンター、またはレーザー対応の複合機(インクジェットは非対応)古紙回収には出せない無料サンプルあり
ハイパック
(フラッシュスパン不織布)
高密度ポリエチレン軽くて強く、耐水性がある用途に合わせてご相談廃棄は自治体の区分に従うお見積り・ご相談

【早見表】LIMEX Sheetの使い方から選ぶ乗り換え先

これまでのLIMEX Sheetの使い方ごとに、乗り換え先の候補をまとめました。各素材の詳しい特長は、次の章でご紹介します。

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これまでの使い方乗り換え先の候補選び方のポイント
チラシ・小冊子・地図
(印刷会社でオフセット印刷)
ユポ
ストーンペーパー
薄手で印刷適性を重視する用途です。印刷条件は、事前に印刷会社とご確認ください
POP・掲示物・注意表示
(社内のレーザープリンター・複合機で出力)
厚みが選べる耐水紙
レーザー対応ハイティアーユポ
屋内での常用や短期間の掲示なら厚みが選べる耐水紙、屋外での使用も考えるならハイティアーユポが候補です
テーブルメニュー・ドアタグ・カレンダー
(白・硬めのタイプ)
ユポ
ストーンペーパー
繰り返し手に取る用途のため、耐久性の高い素材をおすすめします
ポスター・屋外の掲示物ユポ
ストーンペーパー
ハイパック(ご相談)
掲示する期間と場所(屋外・水回り)をお知らせください
名刺・ショップカードユポ
ストーンペーパー
厚みと印刷方式によって選び方が変わります
シール・ラベルユポ(粘着ラベル用のグレード)貼る対象や使う環境に合わせて、ラベル用の銘柄を選びます
ファイル・マスクケース・組み箱
(透明・硬めのタイプ)
ご相談ください同じ形・同じ透明感での置き換えは、素材選びから検討が必要です
インクジェットで出力していたインクジェット用ユポ
(大判プリンター向け)
表面にインクジェット用の加工をしたユポがあります。お使いのプリンターとインクの種類をお知らせください。なお、厚みが選べる耐水紙とレーザー対応ハイティアーユポはインクジェットには対応していません。オフィス用の小型プリンターをお使いの場合もご相談ください

LIMEXの代わりになる素材の特長

ユポ(合成紙)

ユポ|ポリプロピレン・無機充填材 耐久性・耐水性が高く、加工適性に優れる

ユポは、ポリプロピレン樹脂と無機充填剤を主原料とする合成紙です。水に濡れても破れにくく、耐久性が高いため、屋外のポスターや飲食店のメニュー、ラベルなど、LIMEX Sheetと重なる用途で長く使われてきました。

一般印刷用のほか、粘着ラベル用、筆記・捺印に向くコートタイプ、大判インクジェットプリンター用など銘柄が多く、用途や印刷方式に合わせて、銘柄と厚みを選べます。当社ではユポを全品種お取り扱いしています。

一方で、主原料はプラスチックのため、脱プラを目的にLIMEXを選んでいた場合は、ほかの候補とあわせてご検討ください。

ストーンペーパー

ストーンペーパー|石灰石・ポリプロピレン 耐久性・耐水性が高く、独特な質感

ストーンペーパーは、石灰石などの無機鉱物の粉末を主原料にした素材で、木材パルプを使いません。石灰石を主原料とする点で、LIMEXと考え方が最も近い素材です。

耐水性があり、普通紙より折れや破れに強く、鉛筆やボールペンでの筆記にも向いています。オフセット印刷・UV印刷に対応する一方、コピー機は使用できず、高温(約110℃)に弱い点に注意が必要です。原料の一部に樹脂を含むため、古紙回収には出せません。

詳しくは耐水紙の種類と用途の記事(ストーンペーパー)をご覧ください。

厚みが選べる耐水紙

厚みが選べる耐水紙|レーザープリンター対応 6種類の厚みから選べる

厚みが選べる耐水紙は、紙を主原料とする当社オリジナルの耐水紙です。レーザープリンター、またはレーザー対応の複合機で印刷でき、社内でPOPや掲示物を出力する用途に向いています。

厚みは約0.07〜0.40mmの6種類で、LIMEX Sheetの厚み(0.08〜0.40mm)とほぼ同じ範囲から選べます。古紙リサイクルにも対応しています。

水濡れや湿気に強く、屋内での常用に向いています。屋外での掲示は短期間向きです。繰り返し手に取るメニューなど、高い耐久性が必要な用途には、ユポなどの合成紙をおすすめします。

厚みが選べる耐水紙 無料サンプル 全6種の厚み×各2枚

レーザー対応ハイティアーユポ

レーザープリンター対応 ハイティアーユポ|不織布面・光沢面使い分け

レーザー対応ハイティアーユポは、合成紙(PET)に不織布を貼り合わせた素材です。表面は和紙調の不織布面、裏面はセミグロス調の光沢面で、レーザープリンター、またはレーザー対応の複合機で印刷できます。

耐水性があり、屋外での使用にも向いています。社内で出力しながら、屋外の掲示物にも使いたい場合の候補です。無料サンプルはお問い合わせフォームからご依頼ください。

ハイパック(フラッシュスパン不織布)

ハイパック|高密度ポリエチレン不織布 軽くて強い・耐水性

ハイパックは、高密度ポリエチレンの極細の繊維を積み重ね、熱で圧着して作る不織布です。軽いのに強く、耐水性を備えています。メーカーの公表情報では、印刷時の発色が良いとされ、用途として屋外の印刷物やポスターなどが挙げられています。

紙や合成紙では強度や耐久性が足りなかった用途の候補になります。ご検討の際は、用途・サイズ・数量をお知らせのうえご相談ください。

環境面から見た違い

LIMEXを「環境に配慮した素材」として選んでいた場合は、何を重視していたかによって候補が変わります。

  • 紙が主原料で、古紙リサイクルに出したい:厚みが選べる耐水紙
  • 木材パルプを使わず、石灰石を主原料にしたい:ストーンペーパー(樹脂を含むため、古紙回収には出せません)
  • 耐久性を優先したい:ユポ、レーザー対応ハイティアーユポ、ハイパック(いずれもプラスチックが主原料で、廃棄は自治体の区分に従います)

廃棄やリサイクルの方法は、自治体のルールや製品によって異なります。導入前に、ご利用の地域の分別ルールもあわせてご確認ください。

よくある質問

今のLIMEX用の印刷データは、そのまま使えますか?

デザインデータ自体は流用できる場合が多いものの、素材が変わると色の出方や対応する印刷方式が変わります。本番の前に、試し刷りで仕上がりをご確認いただくことをおすすめします。

LIMEXと同じくらいの厚み・硬さのものはありますか?

厚みが選べる耐水紙は約0.07〜0.40mmの6種類、ユポも用途に合わせて厚みを選べます。同じ厚みでも硬さ(コシ)は素材によって異なるため、今お使いの厚みと用途をお知らせください。

少量でも相談できますか?

はい。厚みが選べる耐水紙はAmazon・STORESで少量からご購入いただけます。そのほかの素材も、数量を伺ったうえでご案内します。

サンプルはもらえますか?

厚みが選べる耐水紙とレーザー対応ハイティアーユポは、無料サンプルをご用意しています。そのほかの素材は、お見積り・ご相談の際にお問い合わせください。

LIMEXの代わりの素材選びはご相談ください

LIMEX Sheetは用途が幅広いぶん、乗り換え先も使い方によって変わります。今お使いのLIMEXの用途・厚み・印刷方式・おおよその使用量をお知らせいただければ、代わりになる素材をご提案します。

厚みが選べる耐水紙 無料サンプル 全6種の厚み×各2枚

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