【2024年】薄葉紙・薄い紙をまとめてご提案|環境に優しい薄葉紙・透ける紙・軽い紙

【 薄葉紙 】
非常に軽い・薄い紙を

ご提案します

商品を保護し、美しく演出するためには、適切な包装と装飾が欠かせません。
様々な包装材料がありますが、中でも一般的な紙に比べ薄い紙「薄葉紙」は広く利用されています。
日々の生活の中でよく目にする薄葉紙ですが、実は多くの種類が存在します。
今回は多様にある薄葉紙の種類、特徴、活用例を解説します。

今回ご紹介する薄葉紙は全て弊社でご提供が可能です。
薄葉紙の詳細やサンプル依頼・お見積り依頼にも無料でご対応いたします。

今回ご紹介する薄葉紙

  • グラシン紙(ラッピング・クッキングシート・薬包紙・食品用途・印刷用途・包装用途などに活用)
  • 純白ロール紙(インナーラップ・保護・印刷用途・包装用途などに活用)
  • カラー薄葉紙(ラッピング・包装用途などに活用)
  • FSC®認証 薄葉紙(FSC®認証を取得した薄葉紙 包装・保護・緩衝用途で特に環境に優しい取り組みに活用)
  • 鮮度保持紙・グリーンパーチ紙(食品用途・鮮度保持・熟成・包装用途などに活用)

弊社では上記以外にも様々な薄葉紙を取り扱っております。建材用・産業用・食品用など、薄葉紙の種類は数多くございます。今回ご紹介する薄葉紙以外のご相談も無料でご対応しております。

目次

薄葉紙とは

薄葉紙とは、文字通り厚さが非常に薄い紙の総称で、薄紙とも呼ばれています。薄葉紙は主に和紙と洋紙の2種類に分けられます。

一般的には「包装用紙」としてや「印刷用紙」としての用途が多く「緩衝材」としても活用されています。清潔感や高級感があり、洋服や靴を包装する紙として、オシャレなラッピングペーパーとしての利用の他、商品・製品の保護紙としての役割、辞書などに用いるインディアペーパー、カーボン原紙など、幅広い用途として利用されています。

薄葉紙の読み方 うすようし? うすばがみ?

薄葉紙の読み方は「うすようし」と呼びます。一般的に聞き慣れない言葉ですので、読めない方も多いようです。
薄葉紙の語源の一説に、平安時代から用いられてきた名称が関係あるようです。
紙の厚さを指す言葉に、厚様(あつよう)・中様(ちゆうよう)・薄様(うすよう)という表現があり、「紙の薄い様子」として表した言葉が薄葉紙(うすようし)の読み方の語源とも言われています。

薄葉紙の定義

薄葉紙は一般的な視点で捉えると「普通の紙より薄い紙」となりますが、実はJISの規格で決められております。

薄葉紙は、JISの規格で紙の坪量(紙の重さ)40g/m2以下とされています。この坪量以下のものは薄葉紙と言えます。※薄葉紙の和紙は20g/m2と定義されている場合が多いです。

JISの規格では決められていますが、一般的な視点で見た際に、普通の紙(コピー用紙やメモ用紙など)に比べ触った感覚で薄い紙は薄葉紙と呼んでも問題ございません。

※一般的なコピー用紙の坪量が64~68g/ m2ほど(紙厚目安:0.08㎜~0.10㎜ほど)

薄葉紙の一般的な利用方法

商品の包装に

薄葉紙は一般的に商品・製品の包装に用いられます。この柔軟で滑らかな質感の紙を使って、靴、バッグ、衣類などを傷や汚れから保護できます。単に商品を梱包するだけでなく、薄葉紙で包むことにより、製品に清潔さや高級感、そして特別な印象を加えることができる利点があります。ロゴや固有のデザインを印刷することで、ブランドの価値をさらに高めることも可能です。

さらに、包装材をプラスチックから薄葉紙に切り替えることは、環境保護や持続可能な開発目標(SDGs)への配慮につながります。これは商品や企業のイメージ向上に寄与するでしょう。

薄葉紙は軽くて柔軟性があるため、特殊な形状の商品の包装にも適しています。ただし、角がある商品を包む際には破れる可能性があるため注意が必要です。角がない商品や、やわらかい商品などを包む際に最適です。

インナーラップとして
(傷のつきやすい素材を梱包する際の保護)


プラスチック素材
(ビニール・フィルムなど)から薄葉紙へ


緩衝材に

商品を箱や袋に入れた際、薄葉紙を隙間に挟むことで、効果的な緩衝材として役立てることができます。白い薄葉紙はその透け感で、商品を保護するだけでなく見た目も美しくします。例えば、靴やバッグに薄葉紙を詰めれば、形を整え、型崩れを防ぐことが可能です。 清潔感のある白い薄葉紙を使うことで、製品に高品質な印象を与えることができます。

ただし、薄葉紙は薄くて柔らかく、強度が低いので、重い商品の隙間埋めには適していません。軽量なアイテムの保護に適しているので、そうした用途での使用を推奨します。

清潔感・高級感・高品質な印象を与える


ラッピングペーパーとして


薄葉紙は、ギフトラッピングの素材としても人気があります。プレゼントや贈り物をラッピングする際に薄葉紙を使うと、そのまま贈るよりも一層の高級感を加えることができます。この薄葉紙は、外側を覆うラッピングペーパーとしてだけでなく、内側に敷いたり、贈り物に直接巻いたりする用途でも大活躍します。

さらに、薄葉紙はカラーバリエーションが豊富なので季節のイベントや特定の商品に合わせて色を選ぶことで、より印象的な演出が可能となります。例えば、クリスマスには赤や緑の薄葉紙を選ぶことで、祝祭感を演出したり、ブランドのイメージに合わせた色を選ぶことで、一貫性のあるブランディングを図ることもできます。

カラーバリエーションは20色以上


薄葉紙 活用例

薄葉紙で包まれる商品は多岐にわたりますが、以下に一般的に薄葉紙が使用される活用例をご紹介します。

  1. 衣類:特に高級なシャツやドレスなど、しわを防ぎながら保護するため。
  2. :革製品やデリケートな素材の靴を傷から守るため。
  3. バッグ:高級ハンドバッグやバックパックなど、形状を保持し保護。
  4. 宝石箱:ジュエリーケース内での追加保護として。
  5. ワイングラス:高価な食器類の保護に。
  6. チョコレートボックス:個々のチョコレートを保護し、プレゼントとしての見栄えを良くする。
  7. :特に表紙がデリケートな古書や限定版の本。
  8. アルバム:写真や切手などのコレクションアルバム。
  9. お酒:ボトルの表面を保護し、プレゼントとしての価値を高める。
  10. フレグランスボックス:香水やアロマオイルのセットを保護。
  11. コスメティックキット:複数の化粧品が入ったセットやギフトボックス。
  12. カード類:招待状やグリーティングカードなど、特別なメッセージを伝えるアイテム。
  13. 工芸品:手作りの陶器や彫刻など、壊れやすいアート作品。
  14. スマートフォンアクセサリー:画面保護フィルムやケースなど。
  15. ゲーム機とそのアクセサリー:携帯型ゲーム機やコントローラーなど。
  16. キッチン用品:特にデリケートな素材のキッチンツールや食器。
  17. ティーセット:細かな部品を含む高級茶器セット。
  18. 花瓶:特にガラス製や陶器製の繊細な花瓶。
  19. ランプシェード:特に輸送中に形が崩れやすい素材のランプシェード。
  20. ヘアアクセサリー:ヘアピンやヘアバンドなど、デリケートな装飾品。
  21. 美術品:絵画やプリントなど、表面を保護するため。
  22. 陶磁器の装飾品:細かいディテールを持つ陶磁器製品。
  23. クリスタル製品:高価なクリスタル製の装飾品や器具。
  24. デザイナー帽子:形を保持し、ほこりから守るため。
  25. ビンテージレコード:古いレコードの表面を傷から守る。
  26. マフラー:高級な素材のマフラーを保護するため。
  27. ネクタイ:折りじわを防ぎ、見栄えを良くするため。
  28. ビジネスカードセット:高品質のビジネスカードを保護。
  29. シルク製品:シルクのスカーフや衣類など、デリケートな素材のアイテム。
  30. レースのアイテム:繊細なレース製品の保護。
  31. 手工芸品:編み物や刺繍品など、手作業で作られたアイテム。
  32. ボードゲーム:ピースやカードを含むゲームの部品保護。
  33. 楽器アクセサリー:特にデリケートな弦や管楽器のマウスピース。
  34. ベルト:特に高級な革製のベルトを保護するため。
  35. ウェディングアクセサリー:結婚式で使用する繊細なアイテム。
  36. スポーツアクセサリー:特に高価なスポーツウェアや小物。
  37. パーティーフェイバー:ゲストに配る小さな記念品やギフト。
  38. ハンドメイドソープ:独自の形状やデザインを保持。
  39. ミニチュアモデル:細部まで精巧なミニチュアの保護。
  40. セラミックフィギュア:コレクション用の小さなセラミック製品。

上記は薄葉紙を包装用途で活用する際の一例です。

下記では実際にどのような薄葉紙の種類があるか解説します。

薄葉紙 種類

日々の生活でよく目にする薄葉紙の用途をおおまかにまとめると、

  • ティッシュペーパー(家庭紙として活用)
  • クッキングシート(食品用の敷き紙として)
  • ラッピングペーパー(掛け紙・敷き紙・巻き紙として)
  • 印刷用途(ロゴやデザインを印刷・ブランド価値向上)
  • 包装用途(製品保護・清潔感・高級感・印象アップ)
  • 緩衝用途(製品保護・清潔感・高級感・印象アップ) など

これらに分けられます。(※一部例外も有ります)
薄葉紙は多くの利用シーンがありますが、用途に応じて適した種類が存在します。

主な薄葉紙の種類(名称)

  • グラシン紙(ラッピング・クッキングシート・薬包紙・食品用途・印刷用途・包装用途などに活用)
  • 純白ロール紙(インナーラップ・保護・印刷用途・包装用途などに活用)
  • カラー薄葉紙(ラッピング・包装用途などに活用)
  • FSC®認証 薄葉紙(FSC®認証を取得した薄葉紙 包装・保護・緩衝用途で特に環境に優しい取り組みに活用)
  • 鮮度保持紙・グリーンパーチ紙(食品用途・鮮度保持・熟成・包装用途などに活用)

弊社では上記以外にも様々な薄葉紙を取り扱っております。建材用・産業用・食品用など、薄葉紙の種類は数多くございます。今回ご紹介する薄葉紙以外のご相談も無料でご対応しております。

下記では薄葉紙の種類ごとの特徴を詳しく解説します。
また、今回ご紹介する薄葉紙は全て弊社にて取り扱っております。
お客様に最適な薄葉紙のご提案も可能ですので、興味がありましたらお気軽にご相談ください。

グラシン紙

※サンプル画像:薄口白色グラシン紙 薄いので透けて見えます  

グラシン紙は、化学パルプを長時間叩解後、スーパーカレンダー処理で熱と圧力をかけて繊維と繊維の隙間を潰し、平滑度と密度を高めることで半透明にした薄葉紙です。

表面はつるつるしており光沢性と高級感があります。一般的な上質紙と比較し、耐水性・耐油性が多少あり、触れるとシャリシャリした感覚があります。
パンやお菓子の敷き紙、ラッピング、クッキングシート、薬包紙として利用される他、様々な包装用途に活用できます。また、独自の技術を活用した印刷も可能です。紙の厚みにより、薄口白色グラシン、厚口白色グラシン、特厚白色グラシンに分かれます。

また、弊社ではグラシン紙を活用した包装袋もご提供しております。(カラー印刷にも対応)

グラシン紙 包装袋イメージ

\グラシン紙を活用した包装袋を販売中/

グラシン紙 特長

バージンパルプ100%を十分にすり潰して造った原紙をスーパーキャレンダーに通してすりガラス様の半透明にした高密度の薄葉紙です。高平滑で高光沢、高透気度で、染料無添加、食品用途にも対応可能です。

お客様のご要望に応じて、弊社にて加工してご提供が可能です。

用途

食品敷き紙、包装、加工品、特殊印刷

規格一覧

スクロールできます
米坪(g/m2紙厚最大サイズ連量(kg)包入数(枚)
25.8薄口762×1016㎜20500
30.5厚口762×1016㎜23.6500
35特厚35762×1016㎜27.1500
40特厚40762×1016㎜31500
※お客様のご要望に応じて加工対応可能です

グラシン紙について、より詳しい情報が知りたい場合やサンプル依頼、価格等のご相談など全て無料でお受けしております。

下記ボタンよりお問い合わせフォームにて相談内容を記入しご連絡ください。

純白ロール紙

純白ロール紙とは、包装紙の用紙として非常に良く使われる白色の薄い印刷紙です。適度な張りがあり、触れるとシャリシャリした感覚があります。片面は光沢面で、片面は非光沢の更面(ざらめん)です。

光沢面に印刷することで、洋風の包装紙のイメージを、更面に印刷することで、和風の包装紙のイメージを出すことが可能です。

純白ロール紙にもいくつか銘柄があり、その中の一つ「はまゆう」は、市場で純白ロールの代表銘柄になっています。
紙力が強く、印刷、包装適性に優れ、粘着紙や剥離紙などの加工原紙としても幅広く使用されています。
蛍光染料を使用していないため、各種加工用原紙としても安心して使用されております。

純白ロール紙 はまゆう

使用 イメージ(インナーラップ)


透け具合 イメージ(比較)

米坪 30g/m2
米坪 65g/m2

印刷後 透け具合 イメージ

米坪 50g/m2
米坪 50g/m2

純白ロール紙 はまゆう 特長

白色の印刷紙で片面は光沢面で、片面は非光沢の更面(ざらめん)。
光沢面に印刷することで、洋風の包装紙のイメージを、更面に印刷することで、和風の包装紙のイメージを出すことが可能です。
紙力が強く、印刷、包装適性に優れ、粘着紙や剥離紙などの加工原紙としても幅広く使用されています。

お客様のご要望に応じて、弊社にて加工してご提供が可能です。

用途

包装、印刷、加工品、商品保護、異物混入防止(紙で覆う)など

規格一覧

スクロールできます
米坪厚さ(目安)最大サイズ(四六判)包枚数
30g/m20.038㎜788×1091㎜500枚
35g/m20.046㎜788×1091㎜500枚
40g/m20.054㎜788×1091㎜500枚
45g/m20.062㎜788×1091㎜500枚
50g/m20.070㎜788×1091㎜500枚
65g/m20.085㎜788×1091㎜500枚
※参考:一般的なコピー用紙の紙厚は0.08㎜~0.10㎜ほど
※お客様のご要望に応じて加工対応可能です

純白ロール紙について、より詳しい情報が知りたい場合やサンプル依頼、価格等のご相談など全て無料でお受けしております。

下記ボタンよりお問い合わせフォームにて相談内容を記入しご連絡ください。

カラー薄葉紙

私たちが普段目にする薄葉紙は新品の洋服や鞄などを包んでいる「白色」が多いと思いますが、商品の魅力がより伝わりやすく、他社との差別化ができるような「レモン」「レッド」など色のついた薄葉紙カラー薄葉紙がございます。

カラーバリエーションも豊富なので季節のイベントや特定の商品に合わせて色を選ぶことで、より印象的な演出が可能となります。例えば、クリスマスには赤や緑の薄葉紙を選ぶことで、祝祭感を演出したり、ブランドのイメージに合わせた色を選ぶことで、一貫性のあるブランディングを図ることも可能です。

イメージ画像
イメージ画像

カラー薄葉紙 tカラペ

tカラペはしなやかでコシがあり、カラフルな色彩・片面艶付きの極薄カラーラッピングペーパーです。鮮やかな色から落ち着いた色まで全20色あります。(ホワイト/シルバー/チャコール/カナリア/ピーチ/ピンク/レモン/オレンジ/チェリー/ローズ/レッド/アクア/スカイ/グリーン/レタス/ベージュ/キャメル/マロン/ココア/マリン)

色一覧


色一覧(透け具合 イメージ)

tカラペはラッピングペーパーの中でも有名なブランドで、高級品やオリジナルブランド品、またはギフト商品やお菓子などの包装用紙としても高い人気を誇っています。

カラー薄葉紙 tカラペ 特徴

全20色に対応
(ホワイト/シルバー/チャコール/カナリア/ピーチ/ピンク/レモン/オレンジ/チェリー/ローズ/レッド/アクア/スカイ/グリーン/レタス/ベージュ/キャメル/マロン/ココア/マリン)

片面は多少光沢があり、反対面は上質系の非光沢です。
薄く柔らかいので、凹凸や丸みのある物の包装に適しており、アパレル業界でよく使われています。

お客様のご要望に応じて、弊社にて加工してご提供が可能です。

用途

ラッピング、包装、特殊印刷、加工品、商品保護など

規格一覧

スクロールできます
米坪厚さ(目安)最大サイズ(菊判)包枚数
19g/m20.038㎜636×939㎜200枚
※参考:一般的なコピー用紙の紙厚は0.08㎜~0.10㎜ほど
※お客様のご要望に応じて加工対応可能です

カラー薄葉紙について、より詳しい情報が知りたい場合や価格等のご相談など全て無料でお受けしております。

下記ボタンよりお問い合わせフォームにて相談内容を記入しご連絡ください。

FSC®認証を取得した薄葉紙

FSC®とは「Forest Stewardship Council®」(森林管理協議会)の略で、責任ある森林管理を世界に普及させることを目的とし、国際的な森林認証制度を運営している独立した非営利団体のことです。詳しくはこちらをクリック

このFSC®に認定された紙(FSC®認証紙)の意味合いとしては「環境破壊や社会問題につながらない適切に管理された森林から伐採された木材から作った紙」という証明になります。(だいぶ簡単にまとめました)
これにより紙製品に対する取り組みを消費者にアピールすることができ、FSC認証ロゴマークが記載されている紙製品を使用することが世界の森林保全につながります。

こちらの薄葉紙は、FSC® の認証を受けておりますので「環境に配慮された薄葉紙」として扱えます。
FSC®認証を取得した薄葉紙を企業が活用することで、環境配慮の取り組み・企業のブランディング(イメージUP)に貢献します。

企業の社会的責任が問われる昨今、違法伐採された木材が使用されていないことや生物多様性の保全などの環境配慮がなされた木材のみを使用した紙を調達することが求められております。
企業のCSR活動の一貫として注目を集める認証紙は、各企業の環境配慮方針とあいまって全世界的に広がり続けています。

※画像は機能紙選定ナビを運営する㈱田村商店が取得したFSC認証ロゴマークです

上記のようなロゴマークがFSC®認証紙に付きます。
既存の包装紙や薄葉紙を「FSC®認証の薄葉紙」に変更することで、環境配慮の取り組みとしてPRすることが可能となります。

今回は「FSC®認証の薄葉紙」で、薄葉紙の中でも特に薄い 14g/m2 と 20g/m2 の2種類をご紹介します。

薄いので透けて見えます

FSC®認証薄葉紙・基本仕様

  • 【米坪】 厚み  : 14g/m2 ・20g/m2
  • 【寸法】 大きさ : 四六判 788mm × 1091mm タテ目
  • 【特徴】
    薄葉紙ではめずらしいFSC認証品です。
    納入企業様のイメージUPにもご利用頂けます。
  • 【使用例】
    衣類・革製品のインナーラップ
    特に外資系アパレルブランド様への納入が多数。
  • 【その他】
    ・別注対応可能です。
    ・巻取対応可能です。
    ・印刷、ラミネートなどの加工品の対応も承っております。

\FSC®認証の薄葉紙はこちらでも紹介中

FSC®認証薄葉紙について、より詳しい情報が知りたい場合やサンプル依頼、価格等のご相談など全て無料でお受けしております。

下記ボタンよりお問い合わせフォームにて相談内容を記入しご連絡ください。

鮮度保持紙・グリーンパーチ紙

緑色の薄葉紙(包装紙)
食材を包むと鮮度保持が可能

鮮度保持紙とは、その名の通り食品(主に魚や肉など)の鮮度を保つのに使用される紙を指します。
魚や肉などの鮮度を保ちつつ、旨味も凝縮(熟成)することも可能で、水分を保つ必要がある食品・食材に幅広く活用されています。

紙の属性としては、耐水性を備えた紙(耐水紙)や、吸水性を備えた紙(吸水紙)などの、特定の機能を備えた紙(機能紙)の中で、食品衛生有害物質が含まれないなど、特定の分析試験結果で食品安全性が認められた紙(食品紙・食材紙・食品対応紙)が鮮度保持紙として利用されます。

鮮度保持紙には明確な規格などはなく、食品・食材の鮮度保持を目的に利用される紙をまとめて鮮度保持紙と呼ばれています。主に魚に特化したタイプや、肉に特化したタイプ(ミートペーパー)など様々な種類が存在しますが、今回は魚と肉の両方に活用でき、和菓子やパン・ドーナッツなどの包装紙(薄葉紙)としても活用できるグリーンパーチ紙(ホワイトパーチ紙)を解説していきます。

グリーンパーチ紙について

グリーンパーチ紙は耐水性や吸水性などの機能性を備えた緑色の薄葉紙(包装紙)です。第三者分析センターによる検査の結果、食品衛生有害物質が含まれない事が証明された紙なので安心してご利用いただけます。(食品対応紙)
主に魚や肉の「鮮度保持」と「熟成」に適しており、既に多くの方に利用されております。
(グリーンパーチ紙は緑色ですが、同じ機能を備えた白色の紙「ホワイトパーチ紙」も存在します。)

魚をそのまま包むだけ!
肉や魚の熟成にも!
魚の出荷時に
商品陳列時に
食品・食材の包装紙としても
様々な食品にも応用可能

グリーンパーチ紙 機能性

グリーンパーチ紙は機能性に優れております。

グリーンパーチ紙 主な機能性

  • 耐水性(水に強く丈夫)
  • 吸水性(緩やかに吸収する)
  • 保湿性(水分を逃しにくい)
  • 保温性(温度を保ちやすい)
  • 紙強度(破れ・穴開き防止)
  • 柔軟性(様々な形状に対応)
  • 安全性(食品対応)

これらの特徴により、様々な恩恵を得られます。
下記で具体的な特性について解説します。

耐水性 : 一般的な紙は水に弱い特徴があります(水を吸うことで破れやすい/切れやすい)
 →耐水性があることで水を吸っても破れにくい/切れにくい特性が付与されます。水分を多く含んだ食材を包装する場合は耐水性は必須となります。


吸水性 : 紙には様々な種類があり、水分を吸いやすい紙、吸いにくい紙があります(吸水性で分けられる)
 →グリーンパーチ紙は吸水性があり、さらに緩やかに吸収(吸水)する特徴があります。緩やかに吸収することで食材からすぐに水分を奪うということを防ぎます。


保湿性 : 紙が水分を吸収(吸水)した後、その水分を保てるか、蒸発しやすいかに分かれます
 →保湿性があることで水分を逃しにくく、紙の表面/内部にある程度留めておけるようになります。特に魚や肉などの一定の水分を必要とする食材においては保湿性があることでみずみずしい鮮度を保った状態を維持できるようになります。(鮮度保持)


保温性 : 紙が包んだ食品・食材の温度を保つ力があるか、ないかで分かれます
 →保温性があることで、包んだ食品・食材の温度を逃しにくくなります。特に低い温度で保管する必要がある食材(魚や肉など)においては保温性があることで鮮度維持に繋がります。


紙強度 : 紙自体に一定の強度があることで、破れ防止・穴あき防止に繋がります
 →食品・食材を包む(包装する)場合、形状に応じて紙が破ける/穴が開く可能性があります。紙強度が高いほど破れ・穴あき防止に繋がります。特に魚を丸ごと包む場合、魚のヒレ(尾ビレ・背ビレなど)で穴が開く場合がありますが、グリーンパーチ紙は紙強度も有しているので、破れ・穴あき防止効果も期待できます。


柔軟性 : 紙強度が高いほど(紙が硬いほど)柔軟性(紙の柔らかさ)が失われる可能性があります
 →グリーンパーチ紙は一定の紙強度を有しながら、柔軟性も維持しております。食品や食材を包む(包装する)には一定の柔軟性(紙の柔らかさ)が必要です。これには紙の厚み(g/㎡)も関わります。グリーンパーチ紙は厚みを3種類用意してあり、薄口(27.1g/㎡)/ 中厚口(29.7g/㎡)/ 厚口(36.7g/㎡)を選択できます。包む食品・食材に応じて適した厚みを選択することで機能性も高まります。


安全性 : 食品・食材に直接触れる場合は安全性が必須です。
 →安全性の担保には、食品衛生有害物質が含まれないなど、特定の分析試験結果で食品安全性が認められる必要があります。安全性が認められた紙を、食品紙・食材紙・食品対応紙などと呼びますが、保鮮紙(鮮度保持紙)にも安全性は必須になります。グリーンパーチ紙も安全性が認められている紙なので安心して使用することができます。

※安全性は認められてはおりますが、使用環境や使用日数、使用回数(繰り返し使用しない)などにも注意は必要です。使用日数が長くなる場合は定期的に紙を交換する、繰り返し使用しない(毎回新しい紙を使う)ことで衛生的な状態を保つことに繋がります。

グリーンパーチ紙 規格

スクロールできます
名称最大サイズ(㎜)米坪(g/㎡)
グリーンパーチ 薄口1016×76227.1
グリーンパーチ 中厚1016×76229.7
グリーンパーチ 厚口1016×76236.7
ホワイトパーチ(白色)1016×76232.0

\グリーンパーチ紙はこちらでも紹介中

薄葉紙の購入・活用を考えている方へ

今回ご紹介した薄葉紙に関して、より詳しい情報が知りたい場合やサンプル依頼、価格等のご相談など全て無料でお受けしております。

また、弊社では薄葉紙の他にも様々な紙を取り扱っております。紙の活用でお悩みならまずはお気軽にご相談ください。

機能紙選定ナビを運営する株式会社田村商店は1753年の創業以来、今までずっと「紙」に携わってきました。これまで築き上げてきた歴史と経験で皆様をサポートしてまいります。

当サイト「薄葉紙」コンテンツは『産業用資材・製品比較サイト Metoree(メトリー)』にも掲載されております。
【2024年】薄葉紙 メーカー6社一覧 | Metoree

電話でのお問い合わせ  ☎:0258-46-9110


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