紙の捨て方は、「資源ごみなのか、それとも燃えるごみなのか」で迷いやすい分野のひとつです。
日常的に使う素材である一方、紙の種類や状態によって扱いが変わるため、判断に悩む方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、
汚れていない紙は資源ごみ(古紙回収)、汚れや加工のある紙は燃えるごみ
という考え方が、全国的に共通する基本ルールです。
この記事では、
- 紙の捨て方の基本的な考え方
- 資源ごみになる紙・ならない紙の違い
- 判断に迷いやすいケースの考え方
を整理し、「なぜそう分別されるのか」まで含めて分かりやすく解説します。
紙の捨て方の基本ルール【結論】
紙の捨て方は、次の2つの基準で判断すると整理しやすくなります。
- 汚れていない紙 → 資源ごみ(古紙回収)
- 汚れ・加工がある紙 → 燃えるごみ
この考え方は、多くの自治体で共通して採用されている分別の基本です。
紙は本来、リサイクルに適した素材ですが、
汚れや異物、加工があると再生工程に支障が出るため、すべてが資源ごみになるわけではありません。
「紙=必ず資源ごみ」ではない、という点が
紙の捨て方を難しく感じさせる大きな理由です。
資源ごみとして捨てられる紙
次のような紙は、状態が良ければ資源ごみとして回収される代表例です。
- 新聞紙
- 雑誌・書籍
- チラシ・パンフレット
- 段ボール
- コピー用紙・印刷用紙
これらに共通する条件は、
汚れがなく、紙以外の素材がほとんど含まれていないことです。
例えば、
- 食品のカスが付いていない
- 油や水分が染み込んでいない
- 強いにおいが付着していない
といった状態であれば、
再生紙の原料として問題なく利用できます。
※古紙回収の図


資源ゴミの収集日など、市町村が定めた収集日に古紙回収業者が分別された古紙(使い終わった新聞紙・雑誌・段ボールなど)を回収していきます。
燃えるごみになる紙【注意】
紙であっても、次のような状態の場合は
燃えるごみとして扱われるのが一般的です。
- 食品や油が付着した紙
- 水で濡れ、乾かしても汚れが残る紙
- においが染み付いて取れない紙
リサイクル工程では、
紙を水に溶かして繊維を再利用しますが、
油分・汚れ・においは再生品質を大きく下げる要因になります。
そのため、
「少しだから大丈夫そう」と感じる紙でも、
汚れがある場合は燃えるごみに分別する方が適切です。
リサイクルできない紙の例
見た目は紙でも、構造上リサイクルが難しいものがあります。
代表的な例は以下のとおりです。
- 表面がコーティングされた紙
- ラミネート加工された紙
- 感熱紙(レシートなど)
- 防水・耐水加工された紙
これらの紙は、
紙繊維以外の素材が含まれている、または分離が困難なため、
通常の古紙リサイクル工程には適しません。
特に、防水・耐水加工紙は
水に溶けにくい構造を持つため、
再生紙の原料として使用できないケースが多くなります。
判断に迷いやすい紙の捨て方Q&A
Q. 少し汚れた紙は資源ごみに出せますか?
汚れの程度によりますが、
迷う場合は燃えるごみに出すのが無難です。
リサイクル工程では、大量の紙をまとめて処理するため、
少量の汚れでも全体に影響が出る可能性があります。
Q. 防水加工された紙はどう捨てる?
防水・耐水加工が施された紙は、
多くの自治体で燃えるごみ扱いとなります。
「紙だから資源ごみ」と思いがちですが、
加工内容によって扱いが変わる代表的な例です。
Q. 紙とプラスチックが混ざっている場合は?
紙とプラスチックが分離できない場合は、
燃えるごみとして捨てる判断が一般的です。
無理に資源ごみに出すよりも、
正しく処理される分別方法を選ぶことが重要です。
紙の種類によって捨て方が変わる理由
紙は一見同じように見えても、
実際には原料や加工方法、用途によって性質が大きく異なります。
- 再生しやすい紙
- 再生が難しい紙
- 他素材が複合されている紙
この違いが、
「資源ごみになる紙」と「ならない紙」を分ける要因です。
正しい分別は、
リサイクルを効率よく行うために欠かせない考え方です。
まとめ|迷ったときの考え方
紙の捨て方で迷ったときは、
次の考え方を基準にすると判断しやすくなります。
- きれいな紙 → 資源ごみ
- 汚れ・加工あり → 燃えるごみ
- 判断が難しい → 燃えるごみ
「迷ったら燃えるごみ」は、
リサイクル工程を守るための現実的な選択です。
無理に資源ごみに出すよりも、
正しく分別することが、結果的に環境負荷の低減につながります。
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