飲食店様、食品メーカー様、食品製造会社・製造工場様、スイーツブランド様など、多くの食品関連企業様から、次のようなご相談をいただいています。
- 食品に直接触れても安全な紙がほしい
- 油や水分、熱に耐えられる紙を探している
- プラスチック包装を紙に切り替えたい
- ロゴ入りのオリジナル包み紙を小ロットでつくりたい
- 取引先・監査対応のために、食品衛生法の証明書を提出したい
機能紙選定ナビ(運営:株式会社田村商店)は、こうしたお悩みに対して、食品に直接触れる紙・耐油紙・耐熱紙などを、用途・温度帯・必要書類・ご希望ロットに合わせてご提案します。
衛生証明(食品衛生法適合の試験成績書など)が必要なケースから、ブランド性の高いオリジナル包材の試作まで、現場ですぐ使える形で導入できることを重視しています。
また、食品衛生法に対応した紙素材を中心に、印刷・断裁・抜き・パッケージ化・納品まで一括で対応可能です。小ロットのテストから量産ロットまで、安心してご相談ください。
\ 様々な課題に最適なご提案が可能です! /




よくあるご相談(用途・シーン別)
「どの紙が合うのかわからない」という声が多いので、実際によくいただくご相談をシーン別にまとめました。自社の状況に近いものを選んで読んでみてください。
1. 食品に直接触れる用途の紙がほしい
- サンドイッチやパンを直接包みたい
- 唐揚げ・コロッケ・焼き芋などの温かい惣菜を包みたい
- チョコレートやケーキ、和菓子などをのせる敷き紙を探している
- 魚や肉・ハムなどを直接包んで保存できる紙を探している

- 「食品に直接触れてもよい紙」かどうか
- 油や水分でふやけないか/くっつかないか
- におい写りは?乾燥しすぎない?
→ 安全配慮型の機能紙や、食品衛生法適合紙が候補になります。(※詳しくは後述の「3つの区分」で解説しています)
→ 必要に応じて、第三者機関の試験成績書を添付することも可能です。(※対応品に限ります)
2. 油・水分・熱に強い耐久性のある紙がほしい
- 唐揚げやコロッケなど、揚げ物のテイクアウト包み紙
- 温かい肉や惣菜をのせる敷紙(50〜60℃程度で使いたい)
- 焼き菓子やカステラの焼成時に敷く紙(シリコン加工なしで水分を逃したい)
- 麺やラーメン生地を冷蔵庫で寝かせるときに下に敷く紙
- 冷凍商品や真空パック用に使う台紙・仕切り・スペーサー
- PFAS(フッ素化合物)不使用のノンフッ素耐油紙を使いたい

- 油が染みにくいだけでなく、水蒸気や熱にも耐える構造かどうか
- ノンフッ素タイプ(PFASフリー)でも十分な耐油性が確保されているか
- 冷蔵・冷凍・真空など、さまざまな環境条件で使用する場合は、実際の温度帯や工程に合わせてテストできるかどうかも重要です。
→ おすすめは、耐水耐油紙ポエムシリーズなどの安全配慮型機能紙。
フッ素系薬剤を使わずに耐油・耐水性を確保しており、惣菜・ベーカリー・焼き菓子包装に最適です。
さらに高温・冷凍工程まで考慮する場合は、耐熱紙シリーズや食品衛生法適合紙が候補になります。
→ 耐水耐油紙、耐熱対応紙、吸油性のある食品紙など、ご用途に合わせて候補をご紹介します。
※PFASフリーなど環境配慮型の耐油紙もお選びいただけます。
3. ブランド・見た目を高める包材をつくりたい
- テイクアウト商品やギフト用パッケージにロゴ入りの包み紙を使いたい
- 半透明(トレーシングペーパー風)の紙に印刷して、提供時の見た目を高めたい
- 黒・金・クラフトなど色のついた台紙で、高級感やブランドの世界観を表現したい
- 少量から試作・検証を行いたい

- 見た目の印象を決める包材では、「ブランド表現」と「衛生性」の両立が重要です。
- 紙の質感や色味に加え、食品が触れる面を無地にするなどの設計で安全性を確保できます。
→小ロット名入れ印刷・サイズカット・半透明素材など、用途に合わせたデザイン提案が可能です。
4. 監査・取引先に提出できる証明書付きの紙が必要
- 「食品衛生法適合」の証明書や、溶出試験成績書を添付してほしい
- 使用するインキや粘着剤など、安全性を確認できる仕様書を外部に提出したい
- 納期・ロット・スケジュールを明確にし、社内稟議を通したい

- 監査や商談で求められるケースでは、「証明書提出」「試験成績書添付」「仕様書提示」が欠かせません。
- 製造工程で食品との接触が想定される場合は、食品衛生法適合紙を選定し、第三者機関発行の試験書類を添付してご案内します。(※対応品に限ります)
→ 量産品・OEM・PB商品では、ほぼ確実にここが壁になります。
→ 食品衛生法適合紙を選べば、第三者機関の試験結果に基づいた書類を一緒にご案内できます。(※対応品に限ります)
5. プラスチック包装を紙素材へ切り替えたい(環境対応)
- PPトレーやプラカップを紙ベースの資材に切り替えたい
- テイクアウト用の紙容器、紙トレー、紙カップホルダーを検討したい
- 「脱プラ」「FSC」「フッ素系薬剤不使用」など環境面をPRしたい
- アルミ蒸着などバリア性のある紙パッケージ(チャック袋など)も知りたい

- 環境配慮型パッケージの選定では、「再生紙・FSC®認証紙・ノンフッ素耐油紙」など、素材段階でのサステナビリティが重視されています。
- さらに、耐油性・耐水性・バリア性(ガス・水分・油)など、食品保持性能を両立することが求められます。
- 紙ベースでも、チャック付きスタンド袋・紙トレー・紙カップなど、プラ代替となる形状設計・抜き加工・ラミネート構成までご提案可能です。
→ 「見た目のやさしさ」だけでなく、環境性 × 機能性 × 加工性のバランスをとることが重要です。
当社では、FSC®認証紙やノンフッ素耐油紙をベースに、印刷・抜き・パッケージ加工・納品まで一括対応しています。
食品用途の紙を選ぶ前に知っておきたい3つの区分
上記のようなご相談にお答えするうえで、まず押さえておきたいのが「どのレベルの紙を使うべきか」という考え方です。
一口に「紙」といっても、食品用途では安全性や衛生証明の有無によって、大きく3つの区分に分けられます。
この区分を理解しておくと、用途に合った紙を選びやすくなるだけでなく、社内稟議や監査・取引先への説明もスムーズに進められます。
① 一般紙(食品接触を想定していない紙)

- コピー用紙、通常のクラフト紙、一般的な印刷用紙など。
- 紙の製造工程で、食品に直接触れることを前提にしていません。
- 食品衛生法に基づいた溶出試験・衛生試験などは行っていません。
▶ 基本的に、食品が直接触れる用途には推奨できません。
② 安全配慮型の機能紙


- 例:耐水耐油紙ポエムのように、「蛍光染料不使用」「フッ素系耐油剤不使用」「ECFパルプ(塩素系漂白剤を使わない処理)使用」など、素材段階で安全性や環境性に配慮して製造された紙。
- 水・油・熱に強い、破れにくい、折りやすいなど、食品包装や敷紙に実際によく採用されている紙です。
- ただし、食品衛生法に基づく正式な検査をしていない(試験成績書・適合証明書を発行しない)ケースが多くあります。
▶ 使い方はお客様側の判断・自己責任となるケースです。
とはいえ、惣菜・ベーカリー・スイーツなど、既に現場で広く使われているゾーンでもあります。
③ 食品衛生法適合紙(証明書発行対応の紙)

- 製造段階から食品への直接接触を想定した紙。
- 第三者機関(例:日本食品分析センター)による溶出試験・分析試験をクリアしており、「食品衛生法適合」の試験成績書を提出できます。
- 直接接触用途(包む/敷く/同梱する)でも社内品質管理や取引先審査を通しやすく、量産・OEM・PB商品などでも安心して採用できます。
▶ 食品に直接触れる用途での使用や、証明書類の提出が求められる案件に最も適しています。
監査・稟議・品質保証など、客観的なエビデンスが必要なケースではこの区分を選ぶのが安心です。
①~③ のまとめ
- ① 一般紙に関しては、食品が直接触れる用途には推奨できません。
- 「まずは実店舗での使用を試したい」「自社ブランド用に小ロットでテストしたい」
→②の安全配慮型の機能紙で始めるケースが多いです。 - 「スーパー流通・委託製造・量産・PB案件・監査対応がある」
→③の食品衛生法適合紙で、証明書や試験成績書も一緒に準備するケースが多いです。
どのレベルの紙が必要なのかが分かると、余計なやり取りなく、最適な紙・加工方法・ロット感をご提案できます。
食品用途における紙の3分類比較表
| 区分 | 特徴 | 食品衛生法の対応状況 | 主な用途・採用例 | 注意点・コメント |
|---|---|---|---|---|
| ① 一般紙 (コピー用紙・クラフト紙・印刷用紙など) | 紙の製造工程で、食品に直接触れることを前提としていない。 | 溶出試験・衛生試験などは実施しておらず、食品衛生法には未対応。 | チラシ・台紙・一般包装など、食品が直接触れない用途。 | ✖ 食品が直接触れる用途には非推奨。安全性の証明書も発行不可。 |
| ② 安全配慮型の機能紙 (例:耐水耐油紙ポエムなど) | 「蛍光染料不使用」「フッ素系耐油剤不使用」「ECFパルプ使用」など、素材段階で安全性や環境に配慮して製造。 | 必ずしも食品衛生法に基づく試験証明書は付かないものの、成分面・製造面で安全性や環境性に配慮して設計された紙。 | 惣菜・ベーカリー・スイーツ・テイクアウト包装など。 ラミネート代替として人気。 | ⚠️ 利用者の判断・自己責任で使用。 小ロット試作や店舗利用に最適。 |
| ③ 食品衛生法適合紙 (証明書発行対応の紙) | 製造段階から食品接触を想定。第三者機関(日本食品分析センター等)で溶出・分析試験をクリア。 | 食品衛生法適合の試験成績書・分析証明書を発行可能。 社内品質管理や監査対応にも対応。 | 量産・OEM・PB商品・委託製造・スーパー流通向けパッケージなど。 | ◎ 正式な証明書が提出可能。 安心・安全面で最も信頼性が高く、監査・商談でも説明しやすい。 |
当社がご提供できること
紙そのものだけでなく、「使える状態」でお渡しします。
紙素材の選定から、印刷・抜き加工・断裁・貼り合わせ・パッケージ成形・納品まで、
用途に合わせて一括で対応いたします。
たとえば「食品の下に敷く台紙」「商品の間仕切り」「包み紙」「紙トレー」など、
最終的に“現場でそのまま使える形”に仕上げてお届けします。
素材提案だけで終わらせず、加工工程を含めた実用レベルの形で納品できる点が、私たちの強みです。
そのうえで、安全性・使用条件・ブランド表現といった、食品業界に欠かせない要素まで一貫してサポートします。
食品衛生法に対応した紙資材のご提案
- 食品に直接触れる用途まで含めてご相談いただけます。
- 「この用途で直接触れて問題ないか?」という観点からスタートできます。
- 第三者機関(例:日本食品分析センター)の試験成績書・適合証明書が必要な場合は、その旨をお伝えください。
→ 法令対応・監査対応が必要な案件にも柔軟に対応いたします。
耐油・耐水・耐熱・冷凍など、条件に合わせた用紙選定
- 惣菜・ベーカリー・スイーツ・精肉・弁当など、さまざまな食品の種類や温度帯に合わせて最適な紙を選定します。
- 「温かい商品を紙の上に直接のせたい」「冷凍流通で使いたい」「真空パックの中に入れたい」など、現場条件ベースでのご相談が可能です。
- また、PFAS(ノンフッ素)対応タイプの耐油紙など、環境に配慮した素材も取り扱っています。
→ 油や水に強く、熱や冷気にも耐える機能紙を、用途・工程・衛生面を踏まえてご提案します。
ブランド価値を高めるオリジナル印刷・色・質感
- ロゴ入りの包み紙、半透明の敷き紙、黒・金・クラフト調の台紙など、デザイン性と機能性を両立した紙資材をご提案します。
- 小ロット印刷や限定メニュー用の短期ロットにも対応可能です。
- ブランドの世界観や店舗イメージを表現する包材として、販促効果の高い仕上がりをご提供します。
→デザイン性・機能性・衛生面をすべて考慮した“ブランドの顔になる紙資材”として、最適な仕様をご提案します。
形状設計・加工までサポート
- 包む・敷く・仕切る・支えるなど、用途に応じた形状設計から対応いたします。
- たとえば、テイクアウト用の紙容器やトレー、仕切りパーツ、折り構造の台紙など、目的に合わせて設計・加工が可能です。
- 「どこに折り目を入れるか」「どの部分を立ち上げるか」など、使用シーンを想定した構造提案・試作にも対応しています。
- 断裁・抜き・折り・貼りなどの加工も含め、現場でそのまま使える状態で納品いたします。
→ 単なる「紙の卸」ではなく、現場でそのまま使える資材としてご提案するイメージです。
環境配慮型パッケージへの対応
- PPトレーやプラカップなどのプラスチック資材を、紙ベースの素材に置き換えるご提案が可能です。
- テイクアウト用の紙容器、紙トレー、紙カップホルダーなど、環境にやさしい紙包材に対応しています。
- 「脱プラ」「FSC®認証」「フッ素系薬剤不使用」など、環境性・安全性を両立した素材構成をご提案します。
- バリア性(ガス・水分・油)や耐油性を確保した紙パッケージもご用意できます。
→ 再生紙・FSC®認証紙・ノンフッ素耐油紙などを活用し、環境配慮と機能性を兼ね備えた“次世代の紙パッケージ”をご提案します。
導入事例・解決事例
惣菜・和菓子・精肉・食品製造など、実際の現場で採用された事例をご紹介します。
「どんな課題があり、どのような紙を選び、どう改善されたのか」を用途別にまとめました。
様々な条件に対応する機能紙を、実際の導入例を通じてご覧いただけます。
紙素材の選定や切り替えをご検討の際に、ぜひご参考ください。
- 相手先 : 惣菜・テイクアウト店様(唐揚げ・コロッケ等の包み紙)
■ 内容 :
テイクアウトで提供する揚げ物の包み紙についてご相談をいただきました。
「油じみで見た目が悪くなるのを防ぎたい」「プラ系の包装ではなく、紙そのもので渡したい」
「ブランドロゴを入れて、統一感のあるデザインにしたい」とのご要望でした。
-
■ 対応・ご提案 :
耐油・耐水性を備えつつ、折りやすい紙素材をご提案しました。
油じみ防止を確認できるサンプルをお渡しし、小ロットでの印刷テストも実施しました。■ 導入結果 :
提案した紙素材は食品用包み紙として正式に採用され、実際の店舗包装に使用していただくことになりました。運用後は油じみが軽減され、見た目の清潔感と包装の安定感が向上しました。
既存のオペレーションをほとんど変えることなく紙包装へ切り替えられ、スムーズな導入が実現。環境に配慮したテイクアウト包材としても高い評価をいただいています。:手に持ったときの油移りが減り、清潔感のある印象に。プラ素材から紙素材の切り替えに成功。環境配慮の訴求にもつながる結果に。
:テイクアウト・惣菜用の包装資材には、耐油性とデザイン性を両立した紙素材が最適です。
弊社では、油染み防止を確認できるサンプルや印刷テストも承っております。
小ロットの名入れ・試作も可能ですので、店舗での導入をお考えの際はお気軽にご相談ください。■ お客様からのご評価:
「油じみが目立たなくなり、お客様に渡すときの印象が良くなりました。名入れ印刷もできたので、テイクアウト全体の統一感が出ました。」★実際の店舗での評価をいただき、誠にありがとうございました。

包装紙としての参考イメージ 
紙パッケージとしての参考イメージ
- 相手先 : 和菓子店様(羊羹の敷き紙・吸水紙)
■ 内容 :
羊羹の下に敷く紙を探しており、水分や糖分のにじみで包装内が汚れてしまうことに悩まれていました。見た目を損なわず、商品をきれいに保てる敷き紙を使いたいとのご相談でした。
-
■ 対応・ご提案 :
羊羹などの和菓子に多く採用されている「吸水紙」をご提案。
紙の繊維構造によって余分な水分を吸収し、製品のべたつきや染みを防ぐ効果があります。
実際の製品サイズに合わせてカット加工し、サンプルをお渡ししました。■ 導入結果 :
実際に試作・検証を行った結果、羊羹から出る水分を程よく吸収し、包装内部の清潔さと見た目の美しさを維持。包装資材全体の印象が向上し、商品クオリティが安定しました。:余分な水分を吸収し、商品のべたつき・にじみを防止。見た目を損なわず、パッケージの清潔感を維持。既存サイズに合わせてカット加工し、すぐに導入可能。
:吸水紙は、水分が出やすい和菓子や生菓子、総菜などの敷き紙としても使われています。
用途に合わせてサイズカットや抜き加工も対応可能です。少量サンプルでの検証も承っておりますので、お気軽にご相談ください。■ お客様からのご評価:
「水分のにじみがなくなり、商品がきれいな状態で並べられるようになりました。包装内も清潔に保てるので、お客様からの印象も良くなりました。」★実際の製品での効果をご確認いただき、誠にありがとうございました。

水分が出る食品の敷き紙に 
くっつきやすい食品の台紙として
- 相手先 :精肉店様(精肉の品質保持・鮮度保持・保鮮紙)
■ 内容 :
精肉を直接包む素材を探しており、肉の水分やドリップを吸収しながらも、貼りつかずに扱いやすい素材が必要とのご相談でした。既存の包装では肉が乾燥しやすく、包み替え作業の手間も課題となっていました。
-
■ 対応・ご提案 :
鮮度保持紙「グリーンパーチ紙」と「ホワイトパーチ紙」をご提案。
耐水・耐油性を保ちながらも、適度な吸水性と保湿性があり、食品の鮮度保持に優れています。
実際の包装作業に合わせた寸法に断裁してお届けし、作業効率を考慮した最適なサイズ展開を行いました。■ 導入結果 :
包みやすさと鮮度保持性能の両立が評価され、継続採用へ。
グリーンパーチ紙の適度な柔軟性により、包装作業がスムーズになり、作業時間も短縮できました。:グリーンパーチ紙は、ドリップを適度に吸収しつつ乾燥を防ぐことで、鮮度と見た目を両立できる包装素材です。柔軟で包みやすく、作業中の扱いやすさも向上。用途に合わせた断裁加工で、効率的な包装作業を実現しました。
:グリーンパーチ紙は、精肉・鮮魚・惣菜などの包装に幅広く利用されています。
「破れにくく扱いやすい」「鮮度を保ちながら衛生的に包める」といった特長から、食品工場・店舗の包材としても高い評価をいただいています。用途に応じたサイズカットや小ロット出荷も可能ですので、まずは現場での使い勝手をお試しください。■ お客様からのご評価:
「包んだ状態でもドリップが目立たず、清潔感があります。あらかじめ使いやすいサイズにしてもらえたので、現場での作業がスムーズになりました。さらに、酸化や変色が起こりにくく、見た目の鮮度も長く保てています。」★実際の使用現場での評価をお寄せいただき、誠にありがとうございました。
ドリップ吸収や変色防止など、鮮度保持の効果をご実感いただけたことを大変嬉しく思います。
今後も、衛生面と作業効率の両立を支える紙素材のご提案に努めてまいります。
様々な食材に有効 
ドリップが目立たない
- 相手先 :食品製造工場様(ライン内作業用シート・仕切り紙)
■ 内容 :
製造工程で使用している紙資材を、食品衛生法に適合した素材へ切り替えたいとのご相談でした。
現状の紙では、製造ライン上で食品と接触する際に衛生面の根拠が示せず、監査対応のたびに書類確認が必要になっていました。
-
■ 対応・ご提案 :
実際の使用環境(温度・湿度・食材の種類など)を確認のうえ、食品衛生法適合の試験成績書を提出できる紙素材をご提案しました。カットサイズや厚みを製造工程に合わせて調整し、既存のライン設備を変更せずに導入可能な仕様でご提案しました。■ 導入結果 :
提案した食品衛生法適合紙は、実際の製造ラインに導入され、正式に採用されました。
既存の設備を変更することなくスムーズに置き換えができ、社内監査・外部審査でも試験成績書を提示することで対応が簡素化されました。結果として、食品対応資材への切り替えが全社的に展開され、品質と効率の両立が実現しました。:食品衛生法に適合した紙を採用したことで監査対応が簡略化され、既存作業でそのまま使えるサイズ・厚みに調整した結果、衛生面と作業性を両立した効率的な運用が実現しました。
:製造工程で一時的でも食品と接触する資材には、衛生証明のある紙素材を使用することで、品質管理・監査対応をスムーズに進められます。用途や工程条件をお知らせいただければ、最適な紙素材をご提案いたします。
■ お客様からのご評価:
「監査時に書類をすぐ提示できるようになり、現場の安心感が高まりました。既存作業を変えずに導入できたのも助かりました。」★実際の製造現場での採用・評価をいただき、誠にありがとうございました。

様々な環境にも対応 
サイズ・厚みなども調整可能
その他、多くのご相談・導入実績があります。(上記事例は掲載の許可を頂いたものです)
気になる商品や抱えているお悩みがありましたら、遠慮なくご相談ください。(お問い合わせはこちらから)
ご相談時にお伺いしたい内容
初回のお問い合わせでは、下記の内容がわかるとスムーズです。わからない部分は未記入でも問題ありません。
いただいた情報をもとに、最適な紙素材・加工方法・ロット・納期イメージなどをご提案いたします。
1. どの食品・食材に使いますか?
例:パン類、菓子類、スイーツ類、惣菜類、精肉・水産・加工食品、弁当 など
・「包むのか」「下に敷くのか」「仕切るのか」もわかる範囲で教えてください。
2. 紙と食品は直接触れますか?
・直接触れる
・袋やトレー越しに添える(間に別素材あり)
この違いでご提案できる紙のレベル(一般紙/安全配慮型の機能紙/食品衛生法適合紙)が変わります。
3. 使用する条件・温度帯は?
・常温
・温かい状態(目安50〜60℃程度の惣菜など)
・冷蔵/チルド
・冷凍/真空パック内
・焼成工程中で使用したい など
※ 冷凍・加熱・蒸気・油など、工程での負荷も判断材料になります。
4. 油・水分などの状態は?
・揚げ物の油じみ
・肉や魚のドリップ
・たれ/餡/糖分のにじみ
・水分がでやすい和菓子 など
吸水性・耐油性・耐久性など必要な機能の参考になります。
5. ご希望の数量イメージは?
目安で構いません。
例:500枚/2,000枚/5,000枚/数万枚 など
小ロットの試作・店舗テスト・イベント用の短期使用から、量産ロットまで対応できます。
6. デザインや仕様のご希望はありますか?
・ロゴ入りの包み紙にしたい
・半透明の紙に名入れしたい
・黒や金など、色付きの台紙にしたい
・決まったサイズや抜き形状がある …など
印刷・断裁・抜き・トレー形状など、仕上がりの形まで対応可能です。
7. 書類(証明書類)は必要ですか?
・食品衛生法適合の試験成績書/適合証明書が必要
・使用インキや粘着剤などの仕様書がほしい
・監査対応や取引先提出用の資料が必要
この点をあらかじめお知らせいただければ、提出可能な紙素材・ロット条件をご案内します。
上記を共有いただければ、
・どのレベルの紙が必要か(一般紙/安全配慮型の機能紙/食品衛生法適合紙)
・その紙をどの形に加工すれば現場ですぐ使えるか(包み紙/敷き紙/仕切り材/トレーなど)
・想定ロットと納期感
・証明書類の対応可否
まで、初回のご案内から具体的にお返しできます。
「まだはっきり決まっていない」「とりあえず相談だけしたい」という段階でも問題ありません。
現場で「いま使っているもの」「困っていること」をそのままお伝えください。こちらで整理します。
お問い合わせ・サンプル依頼
「この食品で使える紙を知りたい」「この用途で直接触れても大丈夫?」「証明書を出せる紙がほしい」などの段階から、お気軽にご相談ください。
仕様が固まっていない、社内確認の前段階といった状態でも問題ありません。
現場写真や現在お使いの包材(紙・シートなど)の画像をお送りいただくだけでも構いません。
用途や条件に合わせて、最適な紙素材や証明対応の可否を整理し、ご案内いたします。
ご希望に応じて、候補となる紙素材や加工イメージ、ロット目安、提出可能な書類(食品衛生法適合の試験成績書など)をまとめてご提案いたします。
条件が合う場合は、用途に合わせたカットサンプルや試作用の少量出荷にも対応可能です。
まずは「どのような食品に使いたいか」「どの工程で使いたいか」だけでもお聞かせください。
現場でそのまま使える形になるまでを前提にご提案いたします。
「紙のプロフェッショナル」が、あなたの悩みを 解決 します
電話でのお問い合わせ ☎:0258-46-9110
当サイトと運営会社について
・本ページは「機能紙選定ナビ」(運営:株式会社田村商店)が提供しています。
・株式会社田村商店は創業1753年。長年にわたり、紙素材・機能紙・包装資材に関するご相談と供給を行ってきました。全国対応で、サンプル提供・小ロット試作・量産ロットの手配までサポート可能です。
・食品に直接触れる用途の紙、耐水・耐油・耐熱の紙、環境配慮型の紙など、多くの採用実績があります。
・「証明書を出せる紙を使いたい」「脱プラ・FSCなど環境配慮を打ち出したい」といったご相談も増えています。どうぞ安心してご相談ください。
































