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【2026年】つるつるした紙|剥離紙・塗工紙・離型紙のご紹介


【剥離紙・塗工紙・離型紙】

ツルツルした紙をご提案

\ 塗工紙について “3分” 解説 /

つるつる(ツルツル)した紙とは、紙の表面に塗料やコーティングを施すことで、滑らかさや光沢、用途に応じた機能性を持たせた紙のことを指します。

このようなつるつるした紙は、紙の表面に塗工を施した紙の総称として「塗工紙」と呼ばれ、用途や目的に応じて剥離紙離型紙などに分類されます。

この表面特性を活かし、塗工紙は日常生活から産業用途まで、さまざまな場面で利用されています。

例えば、シールを紙から剥がす際に、
うまく剥がれずに破れてしまったり、台紙が粘着面に貼り付いてしまった経験をされたことのある方も多いのではないでしょうか。

こうした「剥がれにくさ」の悩みは、
工場の生産現場や加工工程では、より深刻な課題として現れます。

  • 製品同士がくっついてしまい、検品や出荷作業に手間がかかる
  • 加工工程で、製品の間に挟む剥離性の高い紙を探している
  • ゴム・樹脂・粘着材が台紙や養生材に貼り付き、作業効率が落ちる
  • 無理に剥がすことで、製品を傷つけてしまう

こうした課題の多くは、使用している紙・シートの剥離性不足が原因です。

そこで注目されているのが、表面に塗工(コーティング)を施すことで、剥離性や滑り性を高めた機能紙(塗工紙)です。
製品の貼り付き防止や工程間の仕切り、養生用途など、工場や製造現場のさまざまな工程で活用されています。

このような課題を解消する紙や加工方法について、下記で詳しくご紹介しています。

目次

塗工紙(つるつるした紙)の種類と特徴

ここまでご紹介したように、つるつるした紙は、紙の表面に塗工を施すことで機能性を持たせた「塗工紙」の総称です。

本ページでは、その中でも代表的な『コート紙・剥離紙・離型紙』の3種類と、厚紙やパッケージの表面をツルツル・サラサラに仕上げる加工技術である『剥離加工』についてご紹介します。

コート紙

紙の表面に塗料を塗布し、平滑性や光沢を高めた紙です。
印刷時のインクの発色が良く、チラシやカタログなど、高品質な印刷物に用いられます。

剥離紙

粘着剤の付いた素材を貼っても、スムーズに剥がせるように表面処理された紙です。
ラベルやシールの台紙として広く使われるほか、工程間の仕切りや貼り付き防止など、作業性向上にも活用されます。

離型紙

主に工業用途で使用され、樹脂やゴムなどの成形工程で、製品を型からスムーズに取り出すために使われる紙です。
成形時の離型性を安定させ、品質維持や作業の安定化に役立ちます。

剥離加工

厚紙の表面に特殊なコーティング加工を施すことで、粘着剤が付いた素材を貼っても、紙や素材を傷めずに剥がすことができる加工です。

印刷や折り加工との併用も可能なため、ギフトボックスやパッケージなど、デザイン性と機能性を両立した用途で活用されています。


コート紙とは

コート紙とは、紙の表面に光沢のあるコーティングが施された紙で、一般的なコピー用紙に比べて表面がツルツルとしているのが特徴です。このコーティングによって、インクが紙に染み込みすぎることなく、色が鮮やかに再現されます。特に、フルカラー印刷では、写真やイラストの色彩が美しく表現され、細部まで鮮明に印刷できるため、一般的なコピー用紙よりも高品質な仕上がりが期待できます。

コート紙の用途としては、商業印刷や高品質な印刷物に多く使用されており、パンフレット、カタログ、ポスター、チラシなど、色鮮やかな印刷が求められる場面で広く活用されています。

こうした印刷物では、紙の質感や光沢が印象を左右するため、コート紙の選定は重要です。

コート紙の種類・用途

コート紙には、表面のコーティングや仕上がりによっていくつかの種類があり、それぞれの特徴に応じた用途があります。以下に主なコート紙の種類を説明します。

グロスコート紙

  • 特徴:表面に光沢があり、発色が鮮やかで光沢の強い印刷を実現する。
  • 用途:カタログ、ポスター、広告チラシなど。
主な銘柄など
  • ミューコートネオス(北越コーポレーション)
  • 雷鳥コート(中越パルプ工業)
  • OKトップコート+(王子製紙)
  • オーロラコート(日本製紙)
  • パールコートN(三菱製紙)

マットコート紙

  • 特徴:コーティングが施されているが、光沢は抑えられており、上品で落ち着いた印象を与える。光の反射が少なく、読みやすい。
  • 用途:パンフレット、書籍、カタログなど、テキスト主体の印刷物に向いている。
主な銘柄など
  • ミューマット(北越コーポレーション)
  • OKトップコートマットN(王子製紙)
  • ユーライト(日本製紙)

キャストコート紙

  • 特徴:非常に強い光沢を持ち、まるで鏡のようなツルツルの表面が特徴。印刷の再現性が高く、インパクトのある仕上がりになる。
  • 用途:高級パッケージ、ポスター、パンフレットなど。
主な銘柄など
  • ミラーコート(王子製紙)
  • エスプリシリーズ(日本製紙)

コート紙は、その光沢感と印刷品質の高さから、様々な用途で広く利用されています。特に、視覚的な印象が重要な印刷物やパッケージに最適です。

コート紙 製品のご紹介

ミューコートネオス 北越コーポレーション㈱

特長

  • 写真の美しさが映えるシャープな「白さ」
  • 瑞々しく輝く「印刷グロス」
  • スピードアップに対応するインキの「速乾性」と良好な「印刷作業適性」

規格一覧

コート紙の導入をご検討中の企業様へ

コート紙は、さまざまな製紙メーカーが製造しており、用途や使用環境に応じて最適な選択が必要です。
機能紙選定ナビでは、お客様のニーズに合った最適なコート紙をご提案いたします。

コート紙選びにお悩みの際は、ぜひ「機能紙選定ナビ」にご相談ください。

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剥離紙とは

剥離紙とは、粘着性のある素材をスムーズに剥がせるよう設計された紙です。
基材となる紙の表面に剥離剤をコーティングすることで、粘着物が貼り付いても簡単に剥がせる特性を持たせています。

基材には用途に応じた紙が使われ、剥離剤の種類や塗工方法によって、剥がしやすさや粘着力とのバランスが調整されます。
そのため剥離紙は、ラベルやステッカー、テープ類の台紙として広く使われるほか、ゴムや樹脂など、製造工程でくっつきやすい製品の仕切りや貼り付き防止用途としても活用されています。

製品同士が接触することで生じる貼り付きや変形を防ぎ、加工・検品・出荷工程における作業性の向上や品質維持に貢献する点も、剥離紙が工場で採用される理由の一つです。

剥離紙の基本構成

剥離紙の表面には、シールなどの粘着性のある素材を容易に剥がせるよう、「剥離剤」がコーティングされています。この剥離剤が「基材(紙)」に浸透しないように、基材と剥離剤の間に「目止め層」と呼ばれるバリア層を設けて、三層構造にすることが多いです。

紙基材について

剥離紙は紙基材の種類が選べ、上質紙・クラフト紙・グラシン紙などを基材に使うことが多いです。
剥離紙の使用目的に応じて、最適な基材を選定することで、商品の性能や品質を向上させることができます。

  • 上質紙
    高い通気性があり、クッション性にも優れています。
  • クラフト紙
    高い強度を持ち、包装用に非常に適しています。
  • グラシン紙
    密度が高く、通気性は低いですが、光をよく透過し、滑らかな表面を持っています。また、溶剤に対する耐性も高いため、シリコーンを直接コーティングすることも可能です。

剥離剤について

剥離紙にコーティングされる剥離剤には、主に「シリコーン系」と「非シリコーン系」の2種類があります。

  • シリコーン系
    粘着テープやステッカーなどの一般的な粘着製品に広く使用されています。
  • 非シリコーン系
    電子機器など、シリコーンが影響を与える可能性のある用途で主に使用されています。

非シリコーン系の剥離剤は、電子部品業界など多くの分野での需要が増加しています。

剥離紙の構成と特性

代表的な構成と特性をご紹介します。このほかにも用途に合わせてさまざまな組み合わせが可能です。

構成特性
剥離剤 :シリコーン系
基 材 :グラシン紙
耐熱性、光透過性
剥離剤 :シリコーン系
目止め層:PE
基 材 :上質紙・クラフト紙
防水性、表面特性コントロール
剥離剤 :シリコーン系
目止め層:PVA・クレー
基 材 :上質紙・クラフト紙
耐熱性、寸法安定性
剥離剤 :非シリコーン系
目止め層
基 材 :上質紙・クラフト紙
シリコーン非移行、樹脂塗工性

剥離紙の導入をご検討中の企業様へ

剥離紙は、基材や剥離剤の種類、塗工方法の違いによって特性が大きく異なります。
用途に合わない剥離紙を選んでしまうと、貼り付きや剥がしにくさが発生し、製品品質や作業効率に影響することも少なくありません。

「どの剥離紙を選べばよいか分からない」
「今使っている紙で本当に最適なのか不安」
と感じた際は、ぜひ機能紙選定ナビへご相談ください。

使用用途や加工条件をお伺いしたうえで、実際の現場で使いやすい剥離紙をご提案いたします。
小ロットでのご相談や、既存資材の見直しについても対応可能です。

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離型紙とは

離型紙(りけいし)とは、主に工業用途で使われる紙で、製品の成型や加工時に製品が型に貼り付かないようにするために使用されます。

離型紙の表面には特殊なコーティングが施されおり、このコーティングによって製品が型に貼り付いたり、製品を傷つけることなく型からスムーズに取り外すことができます。

離型紙と似た素材として、剥離紙があります。
剥離紙と離型紙は両者とも、製品が別の物体(型や台紙など)から簡単に取り外せるようにするための紙ですが、用途や特性に違いがあります。

  • 剥離紙
    主にシールやラベルの台紙として使われます。シールが簡単に剥がせるように加工されています。
  • 離型紙
    主に工業用途で使われ、製品をスムーズに型から取り出すために使用されます。

離型紙の特徴

離型性能

離型紙の最も重要な特徴は、製品が型からスムーズに取り外せることです。表面に施された特殊なコーティングによって、製品が型に貼り付かず、傷をつけることなく取り出せるようにします。

耐熱性

成型過程で熱を持つ製品の場合は、離型紙に耐熱性が求められます。特にプラスチックやゴムの成形においては、耐熱性が製品の品質に大きな影響を与えるため、耐熱性を持った離型紙が使用されます。

耐久性

離型紙は繰り返し使用されることが多いため、しっかりした耐久性が求められます。中には耐摩耗性が高く、形が変わりにくい素材が使われているものもあります。これにより、長期間にわたって安定して使用することができます

離型紙の用途

プラスチック製品の成形

プラスチック製品の成形では、射出成形や圧縮成形の際に金型から製品を取り出すために離型紙が使用されます。これにより、製品が型からスムーズに取り出せ、表面に傷が付くのを防ぎます。

ゴム製品の製造

ゴム製品の製造では、特に圧縮成形や射出成形の際に離型紙が重要です。離型紙がないと、製品が金型にくっついてしまい、品質に問題が生じる可能性があります。

ラミネート工程

ラミネート工程では、高温処理中に離型紙が製品と金型の間に挟まれることで、製品が型からスムーズに離れます。これにより、ラミネート加工の品質が向上し、生産効率も良くなります。

このように、離型紙は工業プロセスにおいて重要な役割を果たし、製品の品質や生産効率を向上させるために使われています。

離型紙の導入をご検討中の企業様へ

離型紙は、表面のコーティング仕様や耐熱性、耐久性などによって特性が大きく異なり、
成形条件や製品素材に合わない選定をしてしまうと、貼り付きや離型不良、製品不良につながることがあります。

「今使っている離型紙で本当に問題ないのか」
「成形条件が変わったが、離型紙は見直すべきか」
「ゴム・樹脂の貼り付きやキズを減らしたい」

このようなお悩みがございましたら、ぜひ機能紙選定ナビにご相談ください。

用途や成形方法、使用環境をお伺いしたうえで、
製品品質の安定と作業効率の向上につながる離型紙をご提案いたします。
既存資材の見直しや比較検討段階でのご相談も可能です。

離型紙選定でお困りの際は、まずは現在の使用状況やお悩みをお聞かせください。

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剥離加工

機能紙選定ナビでは、厚紙の表面に特別な加工を施し、シールや粘着素材を簡単に剥がせるようにする加工をすることが可能です。

一般的な厚紙にシールを貼った際、剥がすときに粘着剤が紙に残ったり、シールが破れてしまった経験はありませんか?剥離加工は、こうした問題を解決します。

剥離加工を施すと表面がサラサラと滑らかになるため、シールを簡単に剥がすことができ、粘着剤が残ることもありません。これにより、紙が損傷する心配がなく、製品の美しさや品質を保つことができます。

剥離加工はシール台紙やパッケージ、販促物など、見た目や品質を長く維持したい印刷物におすすめです。

一般的な厚紙

→粘着剤の痕が残り、シールが破れてしまう

剥離加工

→紙が破れることがなく、紙の再利用が可能

特徴

台紙が傷まない

剥離加工によって、粘着シールを剥がしても台紙にダメージを与えません。

ガムテープやセロハンテープ、透明テープでも同様にきれいに剥がすことができます。

通常のシールでOK

通常のシールでもきれいに剥がせます。シールの粘着力を調整する特別なシールは不要です。貼り直しが簡単にできるため、使い勝手が良いです。

紙の選択肢が広い

厚紙であれば、紙の種類を問わずに加工が可能です。

135g/㎡ (約0.2mm)以上~
550g/㎡(約0.7mm)未満の厚みに対応

印刷可能

厚紙への印刷と同時に剥離加工を行います。

ブランドロゴやメッセージ、季節限定デザイン、キャンペーン情報などを印刷することで、ブランドイメージを強化できます。

部分的な剥離加工が可能

剥離加工は紙の全面だけでなく、一部だけに施し、デザインをすることも可能です。

シールを貼る部分だけを剥離加工することで、コストの削減やデザインの自由度を高めることができます。

箱型の加工が可能

平面の台紙だけでなく、箱型にも加工できます。

これにより、ギフトボックスやパッケージなど、多様な用途に対応可能です。

箱型に加工することで、さらに幅広いシーンでの活用が期待できます。

加工条件

  • 対応紙厚:135g/㎡(約0.2mm)以上~550g/㎡(約0.7mm)未満
  • 最大紙サイズ:800mm×1100mm(剥離加工範囲 700mm×1020mm)
  • 最小ロット:500枚~1000枚
  • 納期:約2週間(デザイン完成後)

剥離加工をご検討中の企業様へ

デザインからすべてお任せください

剥離加工を施す台紙のデザインからすべてお任せください。お客様の理想に合わせてご提案し、デザインから製造まで一貫して対応することで、スムーズな取引を実現します。

既にデザインがある場合は、デザインデータをIllustrator形式でご提供ください。

剥離加工にご興味がございましたら、お問い合わせフォームよりその旨お伝えください。改めて弊社営業よりご提案させて頂きます。

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塗工紙・剥離紙・離型紙をご検討中の企業様へ

ツルツルした紙はコーティングによって用途や性能が多様に変化するため、各種用途に応じた適切な紙を選定することが重要です。

コート紙・剥離紙・離型紙の導入をご検討中でしたら、お問い合わせフォームよりその旨お伝えください。改めて弊社営業よりご提案させて頂きます。

機能紙選定ナビでは今回ピックアップした紙をはじめ、様々なメーカーの機能紙の取り扱いがございます。

機能紙選定ナビを運営する株式会社田村商店は1753年の創業以来、今までずっと「紙」に携わってきました。これまで築き上げてきた歴史と経験で皆様をサポートしてまいります。

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